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お金先生によるコラム‐キッズマネーカフェ‐

アメリカ人の奨学金に対する考え方

2022年05月11日

|カテゴリ:お金先生によるコラム‐キッズマネーカフェ‐

 

皆さん、お子様の大学資金。 もしも足らなかった場合の「奨学金」って
援助金? いえいえ借金ですよね? そう思ってますよね?

アメリカ人は、奨学金を借金と考えないで、投資として考えるそうです。

そもそも投資って何ですか?
将来のリターンのために今現在のお金を支払う事ですよね?

英会話を習うのは、英会話教室代を払い、将来の仕事に役立て収入アップ を狙う、
これが『自己投資』

プログラマーが、テレワーク用に高級な椅子を買うのは、椅子代を払っても 作業効率アップを見込めたら長い目で椅子代は回収できる(価値ある)と 思うからです。
これが『設備投資』

 

投資とは決して資産運用だけの言葉ではありません。
そう考えたら、教育にお金をかけるのも投資ですよね。

それを親が出すのではなく、自身で奨学金を借りて大学に行き、 しっかりと勉強して希望の職業に就く。
大学卒業という肩書や大学での勉強のおかげで就職先での収入アップを 見込める。
それなら奨学金を借りてでも大学に行く価値はありますよね。と考える のがアメリカの学生。

なので、アメリカの学生にとって、大学は投資先としてしっかりと選定 します。
当然そうすることで大学のレベルは上がりますよね。
そして投資先として 選ばれやすい大学の大学費用は当然高くなります。

さらに、アメリカの学生の頭の中には「貸借対照表」が描かれている らしいです。

 

 

貸借対照表って右が負債、左は資産です。

奨学金という負債を右側に増やすことで、左の資産に流動性資産が生まれ、 これがそのうち学歴という固定資産に変わり、将来的には収入がアップ して、その負債を返済していけば、純資産が増える!! と考えている という事なんです。

この左右が常にイコールという感覚が日本人は中々持てないんです。
世の中ってプラスとマイナスで、つり合うように出来てるんですね!!
まさにバランスシート!!
これで理解できますね!!

 

キッズマネースクール認定講師 橘谷 信治(たちばなや しんじ)

金融の世界で今までに約1万人以上の方の家計を診て来て一番感じるのは、お金に関して「知らずに損している人が多過ぎる!」と言う事です。日本は学校では「お金」の教育はほとんどやっていない。
命の次に大切だと言う「お金」の事を幼少期から勉強しておけば、親に対する感謝も生まれ社会人になってもしっかりとした目的を持った生き方が出来ると思います。
金銭教育は「社会貢献」であると言う想いで、自らの使命感からこの講師になる決意をしました。
子供たちへの「お金」の勉強を通じて、親御さんにも同時に「お金」の事をより一層深く知っていただくことで、何に対しても感謝する「ありがとう」の言葉が飛び交う家族となり、家庭円満につながると思います。