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お金先生によるコラム‐キッズマネーカフェ‐

教育費1,000万円を貯めるには?

2022年06月22日

|カテゴリ:お金先生によるコラム‐キッズマネーカフェ‐

お子さん1人につき、オール公立で1000万、オール私立で2400万も掛かるといわれている教育費。
皆さんどのように用意をしていますか?

「1,000万円」は夢でしょうか?
いいえ、夢ではありません!


しっかりと目標を持ち、計画を立てて実行に移せば、誰でも確実に1,000万円を貯めることができます。
今回は貯蓄1,000万円までの具体的な道筋を一緒に考えていきましょう。

1,000万円というと果てしなく遠い道のりのような気がしますよね。
でも、1,000万円貯めるためには毎年いくら貯蓄しなければいけないのか、
何年で達成できるのか、と具体的に考えたことはありますか?


1,000万円貯めるなんてムリと思っているうちは絶対に貯まりません。
まずはいつまでに貯蓄1,000万円を達成するかを決めることが大事です。

いつまでに?
1年間でいくら貯めればいいの?
5年で貯める! 200万円
10年で貯める! 100万円
15年で貯める! 66.7万円
20年で貯める! 50万円

こうして細分化していくと、だんだん身近な金額になり、1,000万円がリアルな数字になってきませんか?
月々&ボーナスで、いくらずつ貯めるか決める!
1,000万円貯めるまでの時間を決めたら、次に月々いくら貯めるか、ボーナスでいくら貯めるかを決めましょう。
例えば15年で1,000万円貯めるなら年間約67万円で、月5万6,000円。
月々の貯蓄額として家計が厳しいならば、「月1万5,000円と夏冬ボーナスでそれぞれ25万円ずつ貯める」
「月2万円と夏冬ボーナスでそれぞれ21万5,000円ずつ貯める」といった具合に調整してみましょう。

 

◎1,000万円貯める3つの秘けつ
確実に貯めるためには、押さえるべきポイントが3つあります。
1.「余ったら貯める」ではなく、「先取りして貯める」
2. 先取りを「手動」ではなく「自動」で行う
3.「普段使っている口座に貯める」のではなく、「お金を簡単にはおろしにくい他の場所に貯める」

余ったら貯めようと思ってもなかなか難しいものです。
逆にこれだけしかないという場合に借金をしてまで使う人は少ないでしょう。
ならば、初めから余りがなかったものとするために、先取り貯蓄をしてしまいましょう。


先取り貯蓄を自動化する。
先取りは手動だと手間で三日坊主になってしまいます。
うっかり先取りせずに使ってしまうかもしれません。
自分の意志には頼らず、給与天引き、口座振替、自動引き落としなど、自動でお金を動かしてくれる仕組みを活用しましょう。
簡単に引き出せないところで貯蓄をするといいでしょう。

また、置き場所にも工夫が必要です。
普段使いしている口座にお金があるとどうしてもおろしてしまいます。
簡単におろせないところに貯蓄しましょう。

具体的にどんな方法で貯めたらいいの?
では、この3つのポイントを押さえた貯蓄をするには、具体的にどうしたらいいでしょうか。
始めやすいやり方としては、次の手段がありますので、確認してみましょう。

〇給与天引きされる財形貯蓄や社内預金
〇自動振り替えされる積立定期預金  
〇自動引き落としやクレジットカード払いができる貯蓄型生命保険
〇自動引き落としやクレジットカード払いができる積み立て投資

また、貯蓄をする際には利率、税制優遇、ポイ活も意識するとさらに貯蓄力がUPします。
金利の高いほうを選ぶ 財形貯蓄の場合、一定額まで金利が非課税となります。
社内預金の場合は、銀行店頭金利より高い場合が多いですが、会社独自の優遇金利がつかない場合には、店頭金利と同じ0.001%、0.002%といった低金利のままとなり、非課税のメリットは薄くなります。


また、銀行の定期預金はメガバンクやその他店舗のある銀行の場合は金利が低いですが、ネットバンクの中には金利が0.1%というところもあります。
財形貯蓄、社内預金、銀行の預金や定期預金とそれぞれ金利が何%なのかをしっかり確認し、
より金利の高い方を選ぶようにしましょう。
解約のハードルが高いものを選ぶ 貯蓄型生命保険は預貯金より高い利回りで貯蓄をすることができるものがあります。
ただし、解約の際に手続きが必要であったり、短期間で解約をすると元本割れしたりすることが多いようです。
でも、それが貯蓄を継続する上での強制力となり、メリットにもなります。

また、ここで金融商品を選ぶ上で3つの視点についてご紹介します。

それは、
「収益性」「安全性」「流動性」
を考えること。

そして、全てを満たすのを目指すのではなく、
目的に合わせて「どれか一つを諦める」ことがポイントになります。

例えば、目的を「教育費」を貯める!の場合、私は「安全性」を最重要視し、
「収益性」を求めて、「流動性」を諦めました。
そこで、選んだ一つの金融商品が学資保険でした。

ついでに、ご紹介!筆者はこうしています!
我が家は15年で1000万貯める事を目標に先取り貯蓄をしています。
具体的な手段としては、積立ジュニアNISA、学資保険、ポイント活用、メルカリ、などを活用しています。
なかでも、馬鹿にならないのが、メルカリです。
少し手間は掛かりますが、自分が不要と思うものも、どこかで欲しがってくれる人がいます。
ただ、捨ててしまえば1円にもなりませんが、上手く販売出来れば利益になります。
※厳密に言えば節約ですね。
ですので、買った時から売ることをイメージしているので、以前に増して物を大切にする様になりました。

やはりお金を貯めるには何かしらの「面倒」「大変」を乗り越える事が必要なんじゃないかなと思います。

是非、何か1つでも取り組めることがあれば取り組んでみて下さいね。

 

 

キッズマネースクール認定講師 鶴岡 靖浩(つるおか やすひろ)

お金は「ありがとう」の交換である。という考え方、正しいお金の知識を早い段階から学ぶことで、人生を生き抜く力、感謝を持つことができる力を養うことができ、結果として大人になってからの人生において、周りから応援されながら生き抜いていく力が養われると思います。
親として子どもに失敗して欲しくないという想いは、大なり小なり必ずあると思います。
このキッズマネースクールでの体験を通じた学びがその失敗の要素の全てを必ず取り除けるとまでは言い切れませんが、お役に立てることは間違いありません。
また、そう言う想いから講師として活動しておりますので、どうぞよろしくお願いします!